沖縄のお勧めイベント

那覇ハーリー

ハーリーとは龍をかたどった爬龍(ハーリー)と呼ばれる船による競争で、豊漁や海の安全を願っておこなう海人(うみんちゅ)によるお祭りです。沖縄でおこなわれるハーリー行事の中でも「那覇ハーリー」は最大規模!沖縄の各地域で行われるハーリー競漕は本来、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に行われますが、那覇ハーリーは毎年、5月のゴールデンウィーク期間中の3日~5日に行われます。那覇市をあげてのお祭りで、期間中は子供から大人まで大量の参加者が集まり大賑わい。県外からの観光客のほか、米軍関係者など外国人もたくさん来場するのが沖縄ならではの特長です。初日は那覇市内の中学生による学校対抗戦と一部の職域対抗戦がおこなわれ、中日には「ハーリー一般体験乗船」が、そして最終日には職域対抗戦のほか御願バーリーと本バーリーがおこなわれます。ハーリー競漕のほかにも、お笑いステージやライブ・相撲大会・打ち上げ花火など、さまざまなイベント盛り沢山!那覇ハーリーでお祭り気分を楽しもう!!!

那覇ハーリーwebsite!

那覇ハーリーの歴史

那覇ハーリーは、14世紀に中国から沖縄に帰化した久米三十六姓が伝えたという説や、長浜太夫という人が南京で爬龍船を見て、帰国後まねて造り、那覇港で競漕したという説など諸説あります。琉球王国の国家的行事として栄えましたが、廃藩置県(1879年)で琉球王国がなくなったことにで廃止されます。その後は地域の行事として一時期復活するも、1928年を最後に競技は途絶えてしまいました。しかし、本土復帰記念事業として1975年の開催された沖縄海洋博を機会に復活し、その後は沖縄を代表する行事になりました。

漕ぎ手が32人!!那覇ハーリーの爬龍船

那覇ハーリーと県内他の地域のハーリーとの違いは「舟」にあります。那覇以外の地域のハーリー舟は、主に漁労用のサバニを漕ぎ手10名、舵取り1名で操りますが、那覇の舟は全長14.5メートル、幅2.1メートル、重さは2.5トン、漕ぎ手は32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ちなど6名と、乗組員が42名になる大型のもので、舳(へさき)には竜頭を、艫(とも)には竜尾の彫り物を飾った特別な舟となります。

熱戦!!学校別対抗のハーリー競漕

ハーリー競漕は、3隻の爬龍船でおこなわれ、旗手の合図でスタートし、往復400メートルでおこなわれタイムを競います。初日は那覇市内の中学生による男女別学校対抗戦がおこなわれ、タイムの良かった上位3チームを選出。決勝戦の白熱する対決もさながら、大声で応援する生徒や先生、さらには父母やおじー、おばーも競漕する子ども達の勇姿を観ようと岸壁には多くの人が集まります。表彰式では、優勝した歓喜の声のほか、惜しくも敗れた子ども達の汗と涙がドラマを生み、たいへん感動的です。

ハーリー船に直接触れて、体験しよう!

二日目は、当日会場にいらした方でもハーリーの舟に直接触れられる「ハーリー一般体験乗船」がおこなわれます。参加費は無料で人気もあり、多少混み合うこともありますので、時間に余裕をもって遊びに行ってみてはいかが?

迫力満点一般競漕!ラストは御願バーリー・本バーリー!

最終日には、一般職域による競漕がおこなわれ、青年会や企業団体などグループを結成し意地と名誉をかけて真剣対決するほか、女性だけのチームによる競漕や「航空会社vs管制官」など多彩な組み合わせとなっています。軍に所属するアメリカ人チーム対決があるなど、インターナショナルで友好的な雰囲気を味わうこともできます。那覇ハーリーの最後を飾るのは、「御願(うがん)バーリー」と「本バーリー」。御願バーリーは、古式ハーリーにのっとった衣装でハーリーウタ(歌)を歌いながら、ゆっくりとあざやかな櫂さばきで港内を回遊する儀式で、文字通りこの儀式を神に捧げ豊穣を願うものです。その後、港内を往復・競漕する本バーリーが行われその年の覇者が決定します。

ハーリー競漕のほかにも見所満載!

メインステージでは、子どもたちによるエイサー、お笑いステージ、エアロビクス大会やミュージックライブなど、様々なイベントが朝から夜まで連日開催されます。テレビ番組の公開放送もあります。サブステージでは相撲大会、ダンスコンテスト、学生プロレスなどのイベントがあります。また、3日間連続で音と光のファンタジーとして、音楽に合わせた海上からの打ち上げ花火も楽しめます。まつり期間中は多くの出店もあります。一日中どの時間帯に行っても遊べるのが那覇ハーリーです。金魚すくいやダーツゲームを興じたり、定番の焼きそばやお好み焼き、沖縄そばを食べながらハーリー競漕や会場の各種イベントを観て楽しむのもいかがでしょうか。季節柄日中は日差しが強いので、会場へお越しの際は十分な暑さ対策をされ、また夜間は海風で冷え込みますので、ご準備をお忘れなく。